↑は、今年の春休みに行ったアメリカで、友達のホストマザーの口癖。
ちょっと思い出したので忘れないようにここに記録。

今日はカレー大作戦(6月17日日記)以来のYWCA活動。

今回は、ほっとホットスペースといって、スタッフが子どもと遊んでいる間に、お母さん達はゆっくりとお茶を飲みながら息抜きをしてもらおうという企画です。
悩みを抱えているお母さんの相談にもスタッフがのったりします。

私は学生だから、子どもと一緒に遊ぶのが専門なんですけどね。

子どもが30人も集まると、もうえらいさわぎです。
でも子どもがそれだけ集まっても十分遊べるスペースがあるので、子ども達も楽しそうに遊んでました。
自由に走り回ったりも出来るしね。

私は何の予備知識もなく、ただただ子ども達とたわむれて遊んでいましたが、中には軽い自閉症気味の子どもがいたり、コミュニーションを上手に取れない子がいたりしたみたいです。

遊んでいる時に、「ん?」と感じたりはしたけれど、全然何にも感じなかった。
ただ、ふつうの遊び(折り紙だったら、折るのがふつうの折り紙の遊びだよね。でもその子は、床にちらばった小さい折り紙を手ですくって、雨のように降らせたりして遊ぶんだよ)では満足できないのかなって。
そのうち、私の髪の毛をぐしゃぐしゃにし始めて。
私が首をぷるぷるっと振って元に戻すしぐさに大はしゃぎ。
初めの内は「よろこんでるし、いいか」だったものの、だんだんと頭がくらくらしてきたので、この遊びはおしまい。
いつまでもやってくる彼を抑えて、しゃがませる。
自分もしゃがむ。
小さくしゃがんで、突然じゃんぷ!
彼はこの遊びがとっても気に入ってくれたらしくて。
私も頭を振るよりは楽チンだから、2人してぴょんぴょん飛びまわってた。

彼が軽い自閉症気味であると知ったのは、みんなが帰ってスタッフで反省会をした時。

ある意味では、知らなくて良かったのかもしれない。とも思う。
でも自分は、もし知っていたとしても同じように振る舞えたのではないかな。とも思う。

ふつうの遊びに反応を示さない時。
(本人には悪気はなく、それがその子にとっての「楽しい遊び」ではあるものの)自分に攻撃してくる、もしくは続けていると自分の体が持たないだろうという時。

それはこっちの出方次第でいくらでもどうにでもなることを知った。
こっちになんにも反応を示してくれなくても、やり方次第ではコミュニケーションが取れるし、お互いに笑うことが出来る。

子どもって、おもしろい。

私は知らなかったけれども、来てくれたお母さん達は多くの人が悩みを抱えていたようだ。

人の話を落ち着いて聞くことが出来ない。
本当は仲良くしたい子をぶったり、おもちゃとったりしてちょっかいを出してしまう。
夜泣き。
手は出さないけれどヒステリーの連続。
言葉による虐待。

子育てのストレスって、私が考えている30倍くらい大変なんだろうな。

私だって、今接しているのが他人の子どもだから。
だからおおらかに接することが出来るのかもしれない。
今日一日だけだから、「楽しい」と思えるのかもしれない。
だから腹も立たないのかもしれない。

考えても分からないけど。

ただ、自分が子育てをするようになった時(来るかどうかは分からないけれど)今自分が考えていることを忘れてしまうのが、ものすごく怖いな。

もうすでに、自分が子どもだった時の気持ちをだんだん忘れて来ている。

だからこそ、私は子どもと触れていたいのか。

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